- 金子オーナー・金子HD所有各馬の名前の由来を独自解釈 -

馬名頭文字サ行(20頭)

サイレントディール
英語で"Silent Deal"となり、「無言の駆け引き(取引)」と訳せる。
本馬の名前は、父サンデーサイレンス("silence"の形容詞形が"silent")と母の母Dream Dealを組み合わせたものだと思われる。

(注)JRAのHPによると、意味は「カードを静かに配る」とありました。

サバクノバラ
本馬の名前とそのまま同名のサバクノバラという種類の花があり、この花の名前に由来する馬名だと思われる。サバクノバラの学術名を"Adenium obesm"。
勿論母ワイルドフラワーの名前を受けての命名であろう。
ちなみに、砂漠のバラと訳される("Desert Rose")砂漠から産出される石膏・重晶石も存在する。

サムワントゥラブ
英語で"Someone to Love"で、意味は「愛すべき人」といった感じ。母シンコウラブリイのラブリイの語感からの連想であろうか。
気の早い話ではあるが、将来この馬が繁殖入りした時の"Someone to love"は、イニシャル"D"の英雄か、イニシャル"K"の大王か、それとも…、とその興味は尽きない。
尚、パーシー・メイフィールド作の楽曲に"Please send me someone to love"があり、こちらに因んだ命名とも考えられる。

サラトガフィズ
英語で"Saratoga Fizz"で、これはウィスキーをベースにしたカクテルの名前。
父コマンダーコリンズのコリンズもジンベースのカクテルであり、母カクテルリコもその名の通りカクテル。本馬の名前は当然父名・母名からの連想であろう。
ちなみに、父コマンダーコリンズのコリンズと同名に、アイルランド独立の英雄マイケル・コリンズが存在する。

シェルズレイ
英語で"Shell's Lei"で、意味は「貝殻のレイ(首飾り)」
母はオイスターチケットで、勿論母名のオイスター(=牡蠣)から連想されたのが本馬の馬名と言えよう。

ジェントルウインド
英語で"Gentle Wind"。意味は「穏やかな風」や「そよ風」といった感じ。
母Wave Wind(=波打つ風)とは対比的な意味をとると考えられる。

シャドウワルツ
英語で"Shadow Waltz"で、意味は「暗がりのワルツ」といった感じ。
牝系はノーザンダンサーを受けた4代母のオドリコから続くダンス一族で、3代母はウインナワルツ、祖母はスコッチダンサー、母はサドーダンサー。勿論本馬もダンスにまつわる命名を受けることになった。
尚、ジャズ・ピアノの楽曲に本馬と同名の『シャドウワルツ』が存在する。

シュガートレイン
英語で"Sugar Train"。
シュガートレインとは、かつてのサトウキビ産業を支えたサトウキビを運ぶための貨物列車のことで、南国プランテーションなどでのサトウキビ栽培には欠かせない存在だった。今では観光の一要素となっている。

シラユキヒメ
白毛の姫君、シラユキヒメ。
白毛という本馬の毛色から、純白のイメージをもつシラユキヒメと名づけたものと思われる。

シルヴァコクピット
英語で"Silver Cockpit"で「銀の操縦席」という意味。勿論父Silver Hawk(=銀の鷹)の名前を受けての命名であろう。
3歳時、武豊騎手がシルヴァコクピット(=銀の操縦席)に納まり、重賞2連勝を飾ったが骨折。大いなるフライト直前の骨折は本当に残念な出来事だった。

シルヴァーパレット
英語で"Silver Pallet"で「銀の篭手(こて)」という意味。
銀色の篭手(こて)を身にまとい、その手で大いなる勝利を掴んで欲しい。

シロクン
白君。
シラユキヒメの子供でこちらも白毛。父ブラックホークのブラックとは対照的な白君。
母仔2代での白毛馬ということで、一度競馬場に姿を現せば話題になること請け合い。メディア露出の際には、競馬を知らない人にも訴えかけられるいかにも可愛らしい馬名となっている。

スターマーケット
英語で"Star Market"。スターマーケットは、アメリカのスーパーマーケットチェーン店の1つで、ハワイにも数店舗ある模様。
尚、スウェーデンの音楽グループにも同名のものがある。

(注)父ブロッコはブロッコリーの語源ともされる言葉で、母ベゴニアは南米原産の植物名。JRAのHPによると、父も母もマーケットに揃っており、そこから連想されたのが本馬のスターマーケットという名前であるという。
ちなみに、本馬の父の名前であるブロッコ("Brocco")には、イタリア語で「やせ馬」や「駄馬」という意味もある…。

スパイキーボーイ
英語で"Spiky Boy"。"spiky"は「とがった」とか「怒りっぽい」といった意味を持つ言葉で、そのまま訳せば「怒りっぽい(とがった)少年」といった意味に捉えられよう。本馬のヤンチャな気性を表した馬名であろうか。
母Messは、ごたごたしていたり、散らかっていたりといったイメージを持つ言葉で、そんな母名のイメージから、本馬がどこかとがった少年になってしまった、といった具合の母仔の名前の繋がりを考えることも出来そうである。

(注)JRAのHPによると、意味は「意地っ張りな少年」ということで、僕の考えた名前の意味とはチョットニュアンスが違うようです。

スパイグラスヒル
英語で"Spyglass Hill"。
スパイグラスヒルは、カリフォルニアに存在する、かつては全米5指に入るほどの難コースと言われたペブルビーチカンパニーの所有するゴルフコースの1つ。
父Crafty Prospectorは、祖父Mr. Prospectorの名を受ける「老獪な探鉱者」で、その名前からは、1849年のカリフォルニアのゴールドラッシュを連想させる。そして、本馬の名前はカリフォルニアにある有名ゴルフコースから名付けられており、父子はいずれもカリフォルニアを連想させる馬名。
ちなみに、本馬の馬名中の"spyglass"は英語で「小型望遠鏡」のこと。

スムースバリトン
英語で"Smooth Baritone"。
バリトンは男声の中音域で、テノールとバスの中間。また、これと同じ音域の楽器にもバリトンの冠が付せられる。
母はウインドフレスカで、ウインドには「風」という意味の他に「息」と言う意味もある。スムースなバリトンの歌声・演奏に上手いブレスは必須。
また、このウインドを"the wind(s)"とすれば、ウインドには「管楽器奏者」という意味もあり、母子の名前は音楽繋がりとなる。

セピアメモリー
英語で"Sepia Memory"で、「セピア色の思い出」転じて「色あせた思い出」という意味に解するとシックリ来る。
セピアメモリーは色あせた思い出を意味するが、我々は、この馬の活躍を色あせない記憶に留めておきたいものである。

ソラメンテウナベス
スペイン語で"Solamente Una Vez"で、意味は「ただ一度だけ」といった感じ。
アグスティン・ララ作のボレロの名曲に同名のものがあり、こちらに因んだ命名とも考えられる。

ソルティビッド
英語で"Salty Bid"。"salty"は「塩気のある」といった意味の他に「辛らつな」、「機知に富んだ」といった意味があり、"bid"には「入札」や「努力」、「提案」といった意味がある。訳すとするならば「辛らつな入札」、「キツイ努力」、「機知に富んだ提案」といった可能性が考えられるが、本馬の名前は、父Salt Lake("salt"の形容詞形が"salty")、母の父Spectacular Bidから受け継いだものであろう。

ソロデビュー
英語で"Solo Debut"。 母の母Diva's Debutを受けての命名と思われ、意味は額面通り「ソロでデビューすること」であろう。
ソロデビューという言葉自体は、バンドにせよ、一般的なグループにせよ、今まで団体として活動していたものの中から抜け出して、個人として活動し出す(デビューする)時に使われる言葉である。群れで生きることを本能とする競走馬であるが、競馬の世界に入れば1頭での戦いを余儀なくされる。競走馬にとって、ある意味象徴的な名前とも思える。